【2021年11月版】ネット小説投稿するならどのサイトが一番おすすめ?人口や特徴を徹底比較!!

はじめまして!ネット小説の情報を集めているポータルサイト「なろうポータル」管理人戸津坂京介です!

このページでは現在130近くもあるWEB小説投稿サイトを厳選して皆様にご紹介致します!

このページは

・WEB小説を投稿してみたいけどどのサイトがいいか分からない
・今まで1つのサイトで小説を読んでいたけど他のサイトの小説も読んでみたい

という方に向けて、

point

・読んでほしいならどのサイトがいいのか
・小説をマネタイズしたいならどのサイトがいいのか
・サイト毎の強みを超分かりやすく!

解説していきます!

投稿サイトは沢山あるけど取捨選択は必要なし!

先ほどもご紹介したようにWEB小説投稿サイトは大量にあります。

その中でも私がオススメしたいのは

・小説家になろう
・カクヨム
・アルファポリス
・ノベルアップ+
・Novelism

です!

多すぎ!!!!

ですが、安心してください。いずれも他サイトに投稿した作品も投稿して構いません!!!!

サイトによってはコンテストの応募に制限がかかる場合がありますが、コンテストなどが気になり始めてからでオーケーです!

しかし闇雲に投稿するにしてもサイトが多すぎるのは事実!

というわけで、投稿前に各サイトの特徴を確認しておきましょう!WEB小説を書くなら必ず知っておいた方が得だと断言できます!

目的別のWEB小説投稿サイト活用法を確認しよう!

まずWEBで小説を書くにあたって動機に当たる部分を大別してみました!

・たくさんの人に自分の小説を読んでほしい!
・自分の好きな小説でお金もできれば稼ぎたい!
・読者のニーズに合わせてお金を稼ぎたい!

この3つで考えていきましょう!

もちろん投稿にかかる手間を考慮しなければオススメした全サイトに投稿すればいいだけなのですが、それぞれのサイトのサービスを活かせばより快適な執筆ライフを送れますよ!

「たくさんの人に自分の小説を読んでほしい!」という方におすすめのネット小説投稿サイト

たくさんの人に自分の小説を読んでほしいと思っている方には、

・小説家になろう
・カクヨム
・ノベルアップ+

の3つがオススメです!

もちろんどのサイトも小説を読んで貰うことは可能ですが、ここで挙げたのはとりわけ読んで貰うことに特化したサイトです。

それぞれ理由を説明していきます。

まず言わずと知れた小説家になろうを紹介致します!

2021/11/01年時点

作品登録ユーザー数が2,161,667と何やらよく分からない数字になっています。この数を見てもどれだけ人気なのか分からない…

しかし「小説家になろう」の凄さはこのページを見て頂ければ一番よく伝わるかと思います。

こちらは日本のサイトの人気ランキングなのですが、15位ですヤバい

誰もが知ってる食べログとかより普通に読まれています。ヤバい

「今さら小説家になろうだと人に読んで貰えない」だとか「人気小説になるには時の運が必要だ」とかいう論調が散見されますが、タグ付けして、きちんと連載すれば結構な人数の人に読んで貰える場合がほとんどです。

もちろん、母数が多い分「ランキング上位を目指そう!」となると運や工夫が必要かとは思いますが、純粋に自分の書いた小説を読んでほしい!という方は一度使用してみるべし!!だと思います。

注意点として人が多い分、変なコメント等がつくことがあります。もちろん極少数ではありますが辛口レビューが多いのもこのサイトの特徴。

それと「マネタイズの面で見れば小説家になろうは遅れている」、酷いところでは「小説家になろうは事実上作家からの搾取である」といった意見もあります。

事実、以後紹介するサイトと比べれば書籍化以外にお金を得る手段は少ないです。

しかし、そもそもWEB小説がよほど成功しないとまとまった金にはならない事が分かっている以上、大人気サイトで人気や評価を獲得するために活動するのも一つの選択かと思われます。

「小説家になろう」はこちら

小説を読んで貰いたい人にとってのカクヨム

カクヨムは出版不況と言われている昨今も成長を続けているKADOKAWAが運営しているWEBサイトです。

広告収入等の解説はマネタイズの部門でするとして、ここで紹介したいのは

毎年開催されるカクヨムWeb小説コンテスト、通称カクコンの存在です。

こちらは現在既に日本最大のWEB小説投稿コンテストで、とりあえずある程度の文字数に達していれば自分の書いた小説を大手出版社の編集者の方に読んで頂くことが可能です!

去年は15,000近くの応募作品から100作品超が賞を獲得したようです。

他にもカクヨムには多数のコンテストや自主開催企画等のコンテンツがあり、「内容には自信がある。読んでさえ貰えれば必ず好きになってもらえる」という考えの方には特におすすめのサイトです。

カクヨムはこちら

のびのび読者と触れ合いながら投稿したい人には「ノベルアップ+」

こちらのサイトはまだ知らないという方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、このサイトが本格的に動き始めたのは2019年の7月だからです。

実は私も調査を始めるまで知らなかったのですが、このサイト非常に完成度が高いです。マネタイズ方面は後で話すとして、読者であっても沢山本を読めばレベルが上がりtwitter等と紐づけできたり、アバターやスタンプを獲得するなどただ読むだけでゲームのような気分を味わえます。

POINT

何故読んで貰いたい人にとってもノベルアップ+がオススメなの?

ただ読んで貰いたい、お金の事は考えていないという方には「小説を読んでくれた人と交流したい」や、「ただ自分が面白いと思って書いた小説を皆と共有したい」という方が多いかと思います。

そんなとき、ノベルアップ+であればただの感想のやり取りを超えてtwitterで交流する事も可能ですし、スタンプ機能というものが存在します。

こちらはノベルアップ+の感想欄ですが、スタンプ機能によってやり取りがなされています。もちろん言語を介してのやり取りも可能ですが、こうしたスタンプ機能は気の利いた感想コメントが思い浮かばないときにも使えて便利ですよね。

総じて、感想欄の雰囲気が良い、というのがただ小説を読んでほしい!という方にノベルアップ+がオススメの理由となります。

ノベルアップ+はこちら

「自分の好きな小説でお金もできれば稼ぎたい!」という方にオススメのサイト

そもそもWEB小説は儲ける事もできるというだけで、Youtube、アフィリエイトと比べた際、匹敵するという事はありません。そのため

・小説が好きだから書きたい!ついでにお金が貰えるのなら貰いたい!
・隙間時間に小説を書いてこづかいを得たい!

という方にオススメしています。

・Youtuberみたいに専業で小説家になりたい!
・人気作家としてこれからは生きていきたい!

という方は、ご自身で超頑張って売り込み、宣伝等をされなければならないと思います。

その点は抑えたうえで、ばっちり小銭を稼ぐ方法を考えていきましょう!月収一万程度であればWEB小説執筆で得られる時代は既に来ています!

マネタイズにも強いカクヨム!

カクヨムロイヤルティプログラムによる総支払額は1億円! 1人で100万円以上を獲得するユーザーも!

カクヨムロイヤルティプログラムによる総支払額が、2021年9月29日時点で103,706,797円に達しました。また、2019年12月分~2021年6月にかけて、165名が10万円~50万円未満 の支払いを受け、35名が50万円~100万円未満の支払いを受け、複数名のユーザーが100万円以上の支払いを受けました。

https://kakuyomu.jp/info/ 2021/11/01

こちらは2021年11月1日にあった公式からのアナウンスなのですが、数百名以上が10万以上の広告収入を得ているようです!

広告収入というものはカクヨム以外でも行われているサービスで、基本的には口座を登録することで執筆した小説を読んで貰うだけで収入を得られる、というサービスの事です。

しかし、カクヨムの場合このように人気作家の収入が可視化されていますし、2022年冬には投げ銭機能も追加されるそうです!

こちらは2021年10月25日のカクヨムのお知らせの説明用に用いられた画像で、要するに投げ銭機能です。

投げ銭機能を既に実装しているサイトもあるのですが、カクヨムは投げ銭機能実施を計画しているサイトの中では最も大手です。

更に先ほどにも述べたコンテスト賞品もあります。コンテスト自体はKADOKAWAの出費でしょうが、こうした投げ銭、広告収入機能自体はサイトが大きくなれば大きくなるほど収入が増えるシステムです。

こちらはKADOKAWA社様の2022年の採用サイトに掲載された画像をお借りしているのですが、要約すると

point

カクヨムでメディアミックスできそうな作品が出てくればゲーム・映画化まで行っちゃいたい

という事が書かれています。実際にカクヨムコンテストでは映画化賞も設置されているので、地道に稼ぐにしても一発を狙うにしても、カクヨムはオススメだと思います。

カクヨムはこちら

アルファポリスにも広告収入ってあるんです!

アルファポリスといえば、2021年7月から全国区でCMを放映したことでお馴染みです。

これですね。

実際とても素敵なCMだったと思います。しかし・・・

こちらがトップページです。ゴ、ゴテゴテしてる・・・・・・

デザインが少し古臭いですし、全体的に金の匂いがします。実際に、このWEBサイトから書籍化された作品は無料で読めないレンタル作品になる事が多いです。

流石に著者の意思が尊重されるかとは思いますが、実態はよく分かりませんでした。小説を書籍化しても無料公開できるのかご存知の方がいらっしゃれば教えて頂ければ幸いです。

しかし、ゴテゴテの分作者がマネタイズするための仕組みもしっかり存在しており、

だそうです。他サイトに投稿されている作品を載せることも可能ですので、他サイトとの併用にオススメです。

アルファポリスはこちら

収益化もばっちりノベルアップ+

先ほども紹介したノベルアップ+ですが、投げ銭機能、コンテストをばっちり完備しています。

コンテストの賞金も比較的高いですし、ジャンル毎にコンテストが開かれたりと頻度も高いです。

コンテスト内容も多彩で、クトゥルフ系、エッセイ、俳句など書き手としても読み手としても飽きることのないような工夫がされています。

ノベルアップ+はこちら

読者のニーズに合わせてお金を稼ぎたい!

先ほどから言っていますが、純粋な儲けを狙うなら他のコンテンツの方がよい可能性が高いです。そのためネット小説のマネタイズは小説執筆が元から好きな方にオススメしているのですが、

・マネタイズの収入の最大化を狙う事そのものが楽しい
・読者に今もっとも必要とされている本を書きたい

という方にはこれ以降に紹介するサイトをオススメします。

誰でも連載作家になれる?斬新な試み「Novelism」

Novelismは2020年9月1日に出来たばかりのサイトです。

このサイトの目玉は、契約作品と呼ばれる制度です。まとめると

  1. 契約作品は先頭一部を無料で読むことができ、続きは有料である。サイト運営による打ち切りはない。
  2. 本文はリアルタイムで連載。挿絵もフルカラーで最短一週間間隔で更新。
  3. 契約作品の販売は一話単位。各話の値段は字数により決定。
  4. 読者の購読額から一定比率をそのまま著者へ原稿料として還元。この比率は書籍の印税より高い利率である。
  5. 現在はサイトから声がけされた作品のみ契約作品となることができる。今後は申し込み出来るようになる予定

システムとして素敵だとは思います。さらに

契約作品のイラストもどれもとても魅力的です。自分の小説にこんな挿絵がつけば嬉しいですよね。

もちろんデメリットもあります。現状思いつく問題は、

・挿絵がついただけで書籍化されるわけではない
・結局のところ有料小説として連載することになるので、どうしても読み手の数は減ってしまうことが予測される
・そもそも出来たばかりのサイトであり、市場がまだ大きくない

などが挙げられます。

しかし収益化のシステムとして面白いことは事実。更に、

最低限報酬保証として、契約作品には皆勤賞システムというものがあります。原稿料とは別に、一定の作品更新ペースを維持していただきますと、毎月3万円(税別)がもらえます。具体的には月に計24日の新話更新があり、更新ごとに文字数が3000字以上であれば、皆勤賞の条件を満たすことになります。

出典:https://novelism.jp/help/contracted/

このように投稿ペースを維持すれば安定?した収入が貰えるというのも魅力です。どう考えてもきついですがね。

このサイトの運営社様の公式サイトを読んでみたところ、二度と更新されなくなった作品に苦い思い出をした反動でこのシステムを作ったらしく、その点では全面応援できますね

なぜ、 読者のニーズに合わせてお金を稼ぎたい! に分類されるかというと、皆勤賞システムといった締め切りがある点です。もちろん守らなくてもいいのですが、のんびりやりたいなら他のサイトでも良いかなとも思います。

しかし、このサイトも人気作品を出したいと思っているでしょうから屋台骨を目指してみるのもありかもですね!

Novelismはこちら

ここでも来たか。ノベルアップ+

またまた来てしまいました!ノベルアップ+

私がオススメしたいのは「看板娘ノベラのノベプラデータ分析室」というコンテンツです。

データオタクからすると読んでいるだけで楽しいコンテンツですね。

というか文学畑の人間から言わせていただくと普通に貴重な資料だと思います。

ここまで読んで頂いている方には自分は好きな小説を書くつもりだけど一応ここも読んでおこうという方も多いと思いますが、ランキングを実際に見てみるとそのジャンルの小説を書いてみたくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ノベルアップ+はこちら

まとめ

色々とサイト毎の魅力はありますが、気になったら投稿してしまえばいいのです。二次創作の場合はサイト毎の規約もあるでしょうが、普通の小説であれば魅力を感じたサイト全てに投稿してしまってもよいと思いますよ!

ただ、本ページではマネタイズなどの面も考慮した紹介となったため出番は少なかったですが、「小説家になろう」はやはり大手ですし、とりあえず投稿しておけばよいかと思います。

あとどの部門でもノベルアップ+がノミネートしていて良いコンテンツだな~とも感じました。カクヨムもやはり「映画化」という文字を出されてしまうと惹かれるものがありますね。

なんといっても書かなければ始まりませんし、サイトを決めかねたとしても後から消せるのですから、「案ずるより産むが易し」!お気に入りのサイトで早速小説投稿を始めちゃいましょう!!!

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プロフィール
戸津坂京介

戸津坂京介

小学生の頃に歴史小説にドはまり。中学でラノベ、高校で雑食になりました。しかし、大学で文学史にハマってしまい以降は歴史書や専門書ばかり読み漁っています。
Twitterのフォロワーが三桁なのでフォローしていただくと泣いて喜びます!
父親が犬猫論争で一ヶ月間家出したことがあります。

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